4-3.会社設立中 マネーフォワード 定款
会社設立に向けての具体的な作業、次は定款の作成です。マネーフォワードのクラウド会社設立というサービスでの手順通りに説明します。電子定款での作成を前提にしています。
それでは実際の定款を見ていきましょう。
who : 会社
what : 定款
where :
how :
why :
when : 会社の登記前
定款作成
定款の作成方法
紙か電子か、定款の作成方法を選択します。電子定款は作成手数料5,000円がかかりますが、 マネーフォワードクラウドの有料のスモールビジネスプランかビジネスプランに登録すれば無料となります。会社設立中にこれらの有料プランに加入してもあまり意味が無いのですが、会社設立後のバックオフィス業務をこれらの有料プランで対処したいと考えているのであれば、加入してもいいと思います。
ちなみに、電子定款とは定款を電子文書で作成し認証を行う方法で、マネーフォワードの場合は行政書士が定款に電子署名を行います。電子定款で設立を行うと、紙定款で必要な印紙代40,000円が不要になります。
合同会社であれば株式会社と違って定款の認証がいらないので、自信があれば自分で定款を作成して自分で電子署名を行うことも可能です。
定款の確認
入力した会社の基本情報を元に定款が自動作成されますので、記載内容に問題がないか確認します。マネーフォワード クラウド会社設立のテンプレートに基づいて作成されますが、内容を修正したい場合はこの後の行政書士からのメールに返信する形で行います。
発起人の印鑑証明書
法人ではなく発起人個人の印鑑証明書をスキャンしてアップロードします。
マイナンバーカードがあればコンビニで印鑑登録証明書を即時プリントアウトできます。
メールの確認
マネーフォワード クラウド会社設立に登録したメールアドレス宛に行政書士からメールが自動送信されますので、指示に従い作業を進めます。
支払い
定款作成手数料や印鑑作成費用があれば、その料金を支払います。
行政書士とのメールのやり取り
定款の記載事項などについての確認作業等を行います。定款に修正を加えたい場合はこのメールでやり取りします。
印鑑の納品
マネーフォワード経由で印鑑作成を依頼した場合は、数営業日で印鑑が郵送されます。
定款の納品
行政書士からメールで署名済みの電子定款が送信されます。定款を受け取ったら、マネーフォワードのシステム上で次のステップに進みます。
定款の保管場所
株式会社を設立するときは公証役場で認証が必要(合同会社は不要)で、認証を受けた定款には公証人の印鑑が押してあります。会社成立後は、法務局で会社の登記事項証明書、印鑑証明書を発行してもらいます。
定款の保管場所については、定款の備え置きに関する条文が会社法第31条1項に「会社の成立後にあっては、その本店及び支店に備え置かなければならない」と記載されています。
公証人が認証するのは設立時の定款(原始定款)のみで、会社成立直後は、公証人の印鑑が押した定款のコピーを提出するとしても定款に印鑑を押すとであればそれは会社の実印(法務局届出印)となります。
会社成立後に定款の内容に変更があった場合は、会社に備え置いている定款の内容を書き換えて引き続き会社で備え置いておきます。
定款変更で登記が必要な事項は法務局で会社の登記簿を変更する手続きをしますが、法務局に変更後の定款は保存されません。
合同会社の定款記載事項
合同会社の定款の一般的な記載事項の例になります。
(公告方法)の項目ですが、合同会社は決算公告の義務はありませんが、合併や解散など会社が大きく変わる際は決定公告の義務があり、その方法は官報公告になります。株式会社の場合は決算公告の義務がありますが、中小企業のほとんどは決算公告を行っていないのが実情のようです。
(法定退社及びその特例)の項目ですが、社員が死亡した場合の相続のことを記載します。社員1人だけの合同会社で社員が死亡した場合、もし相続に関する記載が定款にないと合同会社は強制的に解散させられてしまいます。
第1章 総 則
(商号)
(目的)
(本店の所在地)
(公告方法)
(定款の変更)
第2章 社員及び出資
(社員の氏名、住所、出資及び責任)
(持分の譲渡制限)
第3章 業務執行権及び代表権
(業務執行の権利義務)
(代表社員)
(利益相反取引の特則)
(業務執行社員の報酬)
第4章 社員の加入及び退社
(社員の加入)
(任意退社)
(法定退社及びその特例)
第5章 計 算
(事業年度)
(損益分配)
第6章 その他附則
(解散の事由)
(定款に定めのない事項)
実際の私の手続き
マネーフォワードクラウド会社設立のテンプレートに基づいて作成されたものを電子定款で作成しました。
行政書士とメールで電子定款作成のやり取りを行いました。
定款の記載事項の変更などがあれば、行政書士とのメールでやり取りを行います。
後日行政書士が電子署名した定款がメールで送信されました。
電子定款は作成費がかかるのですが、マネーフォワードクラウドの利用申し込みをすると電子定款作成費が無料になるので、マネーフォワードクラウドの利用申し込みを行いました。
一人合同会社設立体験記
目次
ホーム
1.退職
2.退職後~会社設立前
3.会社設立準備
4.会社設立中 登記
4-3.会社設立中 マネーフォワード 定款 ◀◀◀ 今ここ
5.会社設立後 届出
6.開業準備
7.会社運営
8.各種情報Link
9.こぼれ話
9-3.こぼれ話 申請用総合ソフト どの申請様式を選んでよいか分からない
9-4.こぼれ話 申請用総合ソフト 申請書と添付書面にそれぞれ電子署名